医大・医学部合格にはトータル5000時間の勉強が必要
いざ医大や医学部受験に向けた勉強を始めようとしたとき、「1日にどのくらい勉強すればいいのだろう?」と考えることがあるかもしれません。
正解はありませんし、どのタイミングから勉強を始めるかにもよりますが、医大や医学部に合格するためにはトータルで5000時間は勉強する必要があると言われています。
高校生が毎日4〜5時間の勉強を3年間続けた時のおおよその合計時間ですね。中学生から勉強を始めれば、さらに多くの時間を受験勉強のために費やすことになるでしょう。
必要な1日の勉強時間目安
では、中学生が1日にすべき勉強の時間はどのくらいになるのでしょうか。上でも少し触れていますが、高校生と浪人生についても1日の勉強時間の目安について考えてみます。
中学生の場合、医学部に合格するためには1日に2時間ほどは勉強しなければならないと言われています。
さらに合格の確率を上げ、確実に医学部受験を突破するためには、1日に3時間以上は学校の授業とは別に勉強する必要が出てくるでしょう。
高校生は上でも触れたように、1日4〜5時間の勉強を毎日続けることで、トータル5000時間をクリアできます。部活などを引退した高校3年生なら、1日6時間前後は勉強の時間を確保したいところですね。
浪人生は学校に通う必要がなく、また後が無い人も多いので、しっかりと合格するためには1日10時間以上の勉強が不可欠となります。実際に多くの浪人生が1日に13〜15時間勉強しているようです。
中学生と高校生に関しては、休日はさらにプラス5〜7時間ほどは勉強しておきましょう。
勉強時間も大切だけど質はもっと重要
勉強時間に注目して目安となる数字を挙げてみましたが、時間とともに重要になるのが勉強の質です。
無駄で効率の悪い学習方法では、いくら1日に10時間以上勉強しても実力をつけていくことはできません。
集中できる環境の中で正しい学習方法を実践し、着実に実力をアップさせていくことが、医大や医学部の合格には必要になってくると思っておきましょう。
勉強の質を上げるためには、プロのサポートを受けるのがベストです。医学部専門の予備校では各受験生に合ったカリキュラムを組み、最短で実力をアップするためのサポートをしてくれます。
こうした助けも借りながらしっかりと勉強できれば、質も量も両立させることができ、医大や医学部合格が見えてくるはずです。
睡眠時間を6時間以上確保するのがベスト
勉強に時間を割きすぎて睡眠時間を十分に確保できなければ、学んだことが頭に定着することもありません。
質の高い学習方法を身につけると同時に、質の高い睡眠も確保することが受験を乗り越えるためには不可欠となってきます。
多くの受験生は、1日に6〜7時間の睡眠をとっているようです。欲を言えば、7〜8時間は確保したいですね。最低でも6時間以上は絶対に寝なければいけません。
日々の集中力を保つためにも、このくらいの時間は脳を休めてあげましょう。