医大・医学部について

【合格率90%】医師免許を取得する為の『医師国家試験』簡単すぎ?

いいえ、医師国家試験は簡単ではない


医師免許を取得するための国家試験は年に1度実施されています。毎年のように医師が誕生しているわけですが、実情を知らない人は「医師国家試験は合格するのが難しい」と思っているはずです。

しかし合格率を見てみると毎年のように90%前後となっており、受験する人の9割が合格しています。むしろ落ちてしまう人の方が珍しいわけですね。
参考『医師国家試験、合格率89%にダウン 大学別の結果掲載

この数字だけを見れば、逆に「医師国家試験は簡単なのではないか?」と思ってしまうかもしれません。しかし、これも誤解です。

確かに合格率は高いものの、医師免許を取得することは決して簡単ではないのです。数字だけに惑わされることなく、中学生や高校生の時から、「医師の資格を取得することは難しい」と考えながら勉強に励みましょう。

なぜ合格率が高いのか

医師国家試験に合格し医師免許を取得することは簡単なことではありませんが、ではなぜ90%程度という高い合格率となっているのでしょうか。

理由はとてもシンプル。
医師国家試験に臨む人は、早い人では幼稚園の受験に始まり、そこから小学校や中学校の受験などを経て、受験慣れしているためです。

高校進学後も、メディカルフォレスト(https://medicalforest.com/)のような医学部に特化した予備校へ通い、医大や医学部に入学できる程度の素質や学力を高めます。

さらに医学部入学後も6年間もの間、医師になるための勉強を必死で行ってきたので、医師国家試験に合格することができるのです。

大学によって医師国家試験の合格率は変わる


偏差値にも表れているように、大学によってレベルには差があります。施設やその他環境にもそれぞれ差や特色があるものです。

それらがどう影響しているのかは一概にはわかりませんが、医師国家試験の合格率も大学によって差が生じています。

90%超える合格率を誇る大学もあれば、70%台の合格率しか残せない大学もありますね。もちろんこれは年によって上下することも押さえておいてください。

その上で、医師になるためには最終的に医師国家試験に合格しなければならないため、それぞれの大学の医師国家試験合格率を参考に大学を選択する意識も今のうちに持っておいた方がいいでしょう。

東大医学部生の10人に1人は試験に落ちる

医学部の中で最も偏差値が高く、入学することが困難だと言われている東京大学理科Ⅲ類。

この東大医学部に合格し6年間勉強した人であっても、合格率はほぼ90%です。つまり、10人に1人は医師国家試験に落ちていることになります。

ここからも、医師免許を手に入れることが決して簡単ではないことがわかるのではないでしょうか。

国家試験合格率はコントロールされている


最後に、とても重要なことをお話ししておきましょう。医師国家試験の合格率ですが、これは国によって一定コントロールされています。その理由は、医師の数を調整するためです。

現在は医師不足が叫ばれていますが、これは医師になりたい人が減っているわけではなく、医学生や医師免許を取得できる人数を国がコントロールしていることも影響しているのです。

その証拠に、一部の問題については相対評価が取り入れられており、試験を受ける前の段階では合格ラインが公表されていません。

試験が終わり、どの程度の人数がどの程度の点数を取得できたかによって国が合格ラインを決定しています。

高得点の受験者が多ければ合格ラインを引き上げ、全体的にあまり点数が取れていなければ合格ラインを下げて、合格率や合格者数をコントロールしているわけです。

これは医師を目指す人たちにどうこうできる問題ではありません。実力があれば全ての受験者を合格として欲しいところですが、それが叶わない現実があります。

必死で勉強をし、自らの能力を上げることに集中するしかないでしょう。

そこで気になるのが、>医師を目指す中学生は医学部専門の予備校と学習塾どちらに通うべきか?についてです。そちらに関しても紹介していますのでご確認下さい。

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