【早すぎ?遅い?】中学生から医大・医学部の受験を考えるメリット

医大・医学部受験への準備は早いほど有利


「将来、お医者さんになりたい」と考える中学生は、あまり多くはないかもしれません。スポーツ選手や芸能人、今だったらYouTuberの方が多いでしょう。

しかし、「お医者さんになりたい」という夢や希望を中学生のうちから持っていることは、まったくおかしなことではありませんよ。

早い人は幼稚園に通っている段階で、すでに医師になるための道筋について考えているのです。

幼稚園生の場合には親の影響が強いケースが多いのですが、それでも5歳や6歳くらいから医大や医学部の受験のための勉強や対策をしている子供は少なくありません。

医大や医学部受験に対する準備や対策は、始めるタイミングが早ければ早いほど有利であると考えておきましょう。

早く始めれば、それだけ他の人よりも完璧に準備を整えてから受験に臨むことができます。現役での一発合格がしやすくなりますよ。

もし高校生になってから、「やっぱり他の仕事に就きたい」と思っても大丈夫です。途中で進路を変更したとしても、医師になるための勉強や努力、意識等は決して無駄にはなりません。

医大や医学部に入るために行った勉強の数々は、医師以外のどのような道を歩むことになっても必ず人生の役に立ってくれるでしょう。

医学部専門の予備校に通う中学生もいる

幼稚園生や小学生が行う医大や医学部入学のための対策や勉強は、自宅で算数など基礎的な学習をするケースがほとんどです。

しかし中学生になると、一気に医学部受験のための専門的な勉強を行う人たちが出てきます。

早ければ、中学校に通いながら医学部専門の予備校に通う人もいるのです。

受験は競争です。他の人よりも優秀な成績をおさめなければ難関大学に入学することはできません。

それを早いうちに理解している人は、中学生のうちから医学部専門の予備校に通い、受験のための勉強をしています。

本気で医師を目指すなら、「まだ早いかも」と考えるのではなく、「もう他の人は勉強を始めているかもしれない」と危機感を持ちましょう。

すぐにでも医学部予備校に通うことを真剣に考えてみることをお勧めします。

中学生から医大・医学部の受験を考えるメリット


中学生という段階から医大や医学部の受験を考えるメリットを、もう少し細分化して説明してみます。

効率的に医大・医学部へ受験に特化した勉強ができる

医学部受験は他の学部の受験とは異なり少し特殊な部分があるので、一般的な中学校や高校では対策になるような授業はほとんど行ってくれません。

早い段階から医学部予備校などに通い医学部受験に向けた専門的な勉強をしておくことで、高校2年生や3年生になってから焦ることもなく医学部受験の準備が進められるでしょう。当然、合格率も高くなるわけです。

早い時期から勉強をする習慣がつく


例えば、高校生の部活を引退してから受験勉強をしても、医学部受験には間に合わないでしょう。医学部受験を突破するためには効率が良く無駄のない学習を継続することが重要です。

こうした学習の習慣やコツは、受験勉強を始めたからといってもすぐには身につきません。

中学生の頃から医学部入学のための勉強を毎日繰り返すことで習慣化し、高校生になっても自然とそれができるようになるのです。

無理なく基礎を固めることができる

医大や医学部の入学試験では、基礎をどれだけ固められているかが重要になります。受験に失敗してしまう人は基礎が固まっていないため、基礎問題も応用問題も解けずに落ちてしまうのです。

それほど重要な基礎は、コツコツと毎日の学習で身につくものです。

早い段階から受験に必要な基礎知識を身につけておくことが、医学部合格の秘訣になると思っておきましょう。

規則正しい生活をする癖がつく


実際に受験に向けた勉強を始めると、効率の良い学習方法がわかってきます。

朝勉強すると意外と効果があることにも気づきますし、徹夜をしても学んだことはあまり脳に定着しないことにも気付くはずです。

こうして理解できることの一つが、「規則正しい生活の重要性」です。

中学生のうちにこれに気づくことができれば、規則正しい生活が習慣化し、より勉強の効率を上げることができるでしょう。

早い段階で早寝早起きや時間を守ることなどの癖をつけておけば必ず受験に役立ちますよ。

中学生で自己管理能力を鍛えることは財産になる


中学生のうちから医大・医学部受験を考えるメリットをいくつか述べてきました。

特に注目してもらいたいのが、「習慣化」です。

勉強する習慣を身につけたり、規則正しい生活の癖をつけたりと、習慣化できることが受験のために日々を過ごすことの大きなメリットとなります。

これは、言い換えれば「自己管理能力」を鍛えることにもなるでしょう。

時間、感情、健康、モチベーション、効率の良い学習法、目標やその目標達成までの道筋の設定など、すべてを自分で管理する能力を鍛えることができるのです。

この能力は社会人になった時に、大きな財産となります。今はピンとこないかもしれませんが、医師になった時はもちろん、仮に医師とは別の道を選んだ時にも必ず役に立ってくれるでしょう。

それを中学生のうちから鍛えておいてください。人生を成功させるための武器になるはずです。