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「高齢化への国連の取り組み」no4.

◆高齢化に関するマドリッド行動計画

 会議は政治宣言をまとめ、さらにウィーン会議の国際行動計画を見直して、「高齢化に関するマドリッド行動計画」を策定した。

 行動計画は前文で「世界は開発途上国を中心に急速な高齢化に直面しているが、高齢者の社会参加の実現、健康と福祉を改善することは資金的、技術的に可能である」と述べ、各国政府、国際機関、非政府組織(NGO)などが「高齢者と開発」「高齢に至るまでの健康と福祉の創造」「支援環境の整備」の3つの優先的課題に取り組むよう具体的な117項目に上る勧告をしている。

 基本的な考え方は、高齢者を社会に支えられる弱い存在ではなく、社会に貢献することのできる「社会の資源」としてとらえるべきだとしており、行動計画自体が「すべての世代のための社会」の創造を推進するためのものだとしている。

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