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女性自立支援のためのエリ蚕プロジェクト

フィリピン南西部のパラワン島で1999年からスタートした、循環型農業や産業の構築、環境保護と女性の地位向上を目的とした事業です。マニラから約430キロ離れたパラワン島は、熱帯雨林に覆われ、フィリピンでも豊かな自然が残っている島で、主な産業は農業と漁業です。現在この島には、3つのロジェクトサイトがあります。首都プエルトプリンセサ、そこから北方に位置するポートバートンとサバン地区です。

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活動の内容


  インドのアッサム地方を原産地とする野蚕です。ヒマやキャッサバの葉をエサとし、熱帯地での飼育に最適です。
 

このプロジェクトは、地場産業を育成しようと、次の3つの活動に力をいれています。

       ・ エリ蚕飼育方法
       ・ 草木染、糸つむぎ、編み物、織物の技術指導
       ・ 市場開拓のための指導
     
  私たちの活動は、パートナーとの協力のもと、以下の流れで行なわれます。  
  元々は用途がなくそのまま捨てられていたキャッサバの葉は、桑のように栽培しなくても身近にある素材としてエリ蚕の
  飼育に使われるようになりました。
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  糸紡ぎ、織物、編み物の技術も着々と上達しています。素朴な味のある手作りの製品にして、フェアトレードで販売し、
  現金収入の途を開くための指導をします。
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  現地ではプエルトプリンセサ・エリシルク協会で研修を受け、エリ蚕の飼育から繭の育て方を学びます。(今後の計画)
 

2008年  編み物、織物のデザインと品質の向上

  2009年  同上及び市場の開拓 他地区てのエリ蚕飼育の推進、プエルトプリンセサ紬の商標登録    
  2010年  地場産業を立ち上げ、技術支援終了
   

プロジェクトのパートナー


プエルトプリンセサエリシルク女性協会  会員12名、1999年〜現在

コスモ石油エコカード基金 環境保全と女性の地位向上を目的として、循環型農業の支援をしています。支援パートナーとしてエリシルクプロジェクト活動資金の助成を受けています。(2002年〜現在)

タグバライ財団 (TagBalay Foundation Inc.)  環境保全を目的に設立したフィリピンのNGO団体。プエルトプリンセサ市の市長ハゲドン氏が設立、プエルトプリンセサエリシルク女性協会に活動の場を提供。 (2003年から)

活動拠点


プエルトプリンセサ

エリ蚕飼育、紡ぎ、編み物、そして織物の指導をする人たち(トレーナー)を約12名養成しています。<活動報告>(2007年度更新中)

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ポートバートン

プエルトプリンセサから北東に車で約4時間移動した場所に位置しています漁村。この地区でプロジェクトが開始したのは2004年、農家も点在する地区です。25名の農業、漁業に従事する女性がエリシルク女性協会に参加しています。

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サバン

エリ蚕の飼い方を指導し始めたばかりの地区です。

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プロジェクトの総括


このプロジェクトでは、フィリピンの女性たちがエリ蚕を飼育し、糸を紡ぎ、織物や編み物の技術を習得し、製品を作ります。現地で作られた製品を、日本でフェアトレードで販売することにより、女性の収入の最大化がはかれます。時間こそかかりますが、製品を売り、収入を得ることで、彼女たちは自立し、貧困削減と女性の地位向上が計られます。

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